よくあるご質問
A.
カビの生え具合にもよりますが、光が透過しますので徐々に分解されていきます。しかし、カビは基材の内側に根を張っているため、そこを完全に除去できていないとまたカビが発生します。
既に生えているところに塗布しても目に見える表側のカビは分解していきますが、塗布面の内側にあるカビの根の完全除去は難しいため、塗布される時は、先にカビ除去作業を行って、将来的なカビ対策にご活用ください。
A.
コロッシュコートは空間消臭ではないため、アロマを炊いている間はアロマの香りを楽しんでいただけます。
アロマを炊くのをやめると、空気中に対流したアロマがコロッシュコートの塗布面に触れた部分から、徐々に分解され消臭されていきます。
タバコの臭いも同様で吸っている間は臭いがしますが、コロッシュコートを施工させていただいた焼き肉店様からは、翌日の開店時にはたばこの匂いが消えているという感想をいただいておりますので、瞬間的な消臭にはSUPERコロッシュを、持続的な消臭にはコロッシュコートをと合わせ技でご使用いただくのがおすすめです。
A.
一般的な光触媒のコーティング剤には接着剤が混ざっているため、酸化チタンが埋もれて効果が薄くなることがあります。また、接着剤自体が光触媒機能に分解されて自己劣化を起こしてしまいます。
これに対してコロッシュコートは、接着剤を使わずとも、特殊な槍型形状をした酸化チタンの微粒子のみの力で基材にくっついているので、自己劣化を起こすことなく光触媒そのものの機能をフルに発揮でき、効果を長時間持続することができるため、他のコーティング剤より効果が高いのです。
A.
コロッシュコート塗布前の場合は、泥汚れを落としてから施工する必要があります。
コロッシュコート塗布後の場合は、塗布面を覆うような汚れがつくと、有機物であっても、汚れの分解に時間がかかったり、光が当たらず効果を充分に発揮できなくなってしまいます。その場合は付着した汚れを取り除くと、塗布面にまた光が当たるようになるため、本来の効果が復活しますので、気になる汚れがある場合は、定期的な散水がおすすめです。
A.
コロッシュコートを塗布した面に付着した汚れは、光触媒の分解力の作用で徐々に付着力が弱まっていきます。また、コロッシュコートがもつ親水性の作用により、表面は水がなじみやすい状態になっているため、水がかかることで汚れが浮き上がり流されます。
この親水性表面は帯電しにくく、ホコリが付着しにくくなる効果もあるためセルフクリーニング状態を保つことができます。また、親水性作用のおかげで、水で濡らしたフキン等で軽く拭くことで汚れを落とすことができるため、大掛かりな掃除が必要なくなり、お手入れが楽になるという利点もあります。
A.
アルコール除菌剤やお風呂用洗剤等、一般家庭用の洗剤ではコーティング層にほぼ影響はありませんので、拭き掃除も安心して行っていただけます。
ただし、タワシ等で強く擦った場合は、その摩擦でコーティング層が傷んで剥がれてしまう恐れがありますので、スポンジ等柔らかいもので清掃してください。
A.
コロッシュコートの主な材料である酸化チタンという物質が光を受けることで、2種類の活性酸素を放出します。この活性酸素がコーティング膜に付着した有機物を分解(酸化分解と呼ぶ)し、最終的には水と二酸化炭素に完全分解していくため、無害化することができます。
一般的な薬剤では、細菌やウイルスを殺すことはできても、その死骸は残ってしまうものがほとんどですが、コロッシュコートは死骸まで分解してくれます。
このため、細菌やウイルスの死骸から発生する毒素から起こる食中毒などの防止にも効果を発揮します。
A.
ウイルスや細菌、有害なガス(VOC)などは、全て有機物です。
現在、世界的な脅威となっている新型ウイルスもそうですが、ウイルス粒子は表層部がタンパク質の被膜になっているため、原理上それらを分解することができる光触媒は効果があると言えます。
またこの度、群馬大学発のベンチャー企業 株式会社GUDIにて、新型コロナウイルス不活化試験を行い、コロッシュコートが99%の不活化効果があることが実証されましたので、自信をもってエンドユーザー様にお勧めいただけます。
A.
コーキングは有機物ですが、キッチンやお風呂場程度の光であればコーキング自体を分解してしまうほどの力はありません。
カビはしっかり分解しますが、コロッシュコートを塗布することでコーキング自体は保護されるため、ボロボロになりにくくなります。
心配な場合は、外装用のコロッシュコートOのアンダーコートを塗布した上にコロッシュコートを塗布すると安心です。
A.
塗料に混ぜて施工した場合、光触媒の効果で混ざっている塗料を分解し、退色や色ムラの原因になりますので、混ぜて使用することはできません。また、その効果を十分に発揮することができなくなるため、希釈することもお控えください。
ただし、先に塗料を塗ってからコロッシュコートを塗布していただくことはできます。この場合、塗料の上にコロッシュコートOのアンダーコート(下地材)を塗った上でコロッシュコートOのトップコートを塗布していただくと、色落ち等のない綺麗な状態を保っていただけます。
A.
光触媒の効果により、通常よりも錆の発生を抑制するという結果は出ておりますが、あくまで抑制するもので全く発生しないというわけではございません。
また、金属の風合いである光沢は若干失われますので、少し曇ったように仕上がります。
塗布する金属の種類によっても光沢の失われ方が違いますので、事前に目立たない箇所で試し塗りをして確認してから、全体に塗布していただくとよいでしょう。
ちなみに、金属に塗布する場合もガラスと同じく、<コロッシュコートG>がお勧めです。
A.
酸化チタンの粒子サイズは15~20㎚(ナノメートル)と非常に細かく、触れることで刺さったり、痛みを伴ったりすることはありませんので、お子さんがいる世帯にも、安心して施工いただけます。
※1㎚=1㎜の1000000分の1(または0.000001㎜)
A.
冷蔵庫で保管していただく必要はありませんが、5℃~25℃の冷暗所で保管いただくのが最適です。直射日光を避け、涼しい室内で保管するようにしましょう。
一時的に高温になる場合にはさほど影響はありませんが、5日以上続く場合は、品質の保証ができません。また、一度凍ってしまうと液剤が分離してしまいご使用いただけなくなりますので、ご注意ください。
A.
コロッシュコートの主成分である酸化チタンは食品添加物にも使用される安全な成分です。誤って舐めてしまっても害はありませんので、おもちゃや寝具にもご使用いただけます。
また、公的検査機関での安全性試験も実施しており安全性を確認しておりますので、安心してお使いください。
A.
コロッシュコートの膜を定着させる必要があるため、少なくとも半日は手を触れないようにしてください。半日置かずに手を触れてしまった場合は、コーティングが剥がれて、効果を十分に発揮できなくなったり、塗りムラが発生し意匠性を損なったりする恐れがありますので、塗布した場所は必ず乾燥するための時間を置くようにしましょう。
ただし、膜の硬化には2週間程かかりますので、余裕がある場合は2週間程おいていただくのがベストです。
A.
浴槽は、皮脂や手あか、飛び跳ねたシャンプーなどが付着しやすいですが、光照射されると皮脂などは分解されますので、軽く水洗いする程度できれいな状態を保ちます。
コロッシュコートを塗布した浴室の場合、浴槽に限らず、きれいな水を流した後、しばらく光照射の時間を作ると、効果的かと思います。
また、浴室のガラスにはGを塗布しておくと防曇効果もありますので、お風呂上りにはこちらも軽く水で流すようにするとよいでしょう。
A.
ガラスにコロッシュコートを塗布すると、ガラスの表面が白っぽくなってしまいます。ガラスや鏡にはガラス用のコロッシュコートGをご使用ください。
型板ガラスやすりガラスなど透明性をあまり気にしないようなガラスの場合は、通常のコロッシュコートでもエアーの調節をしながら塗布すれば、あまり気にならない仕上がりになりますが、必ず目立たない箇所で事前に確認してから塗布されることをお勧めします。
A.
あります。コロッシュコートに含まれる酸化チタンの粒子サイズは10~20nmと非常に細かく、クロスなどの凹凸に入り込み粒子同士が引っ張り合って結合しているため、伸縮基材にもしっかりと密着します。
カーペット等に塗布した場合、直接的にダニを退治することはできませんが、ダニのエサとなるものを分解してくれるため、結果的にダニの増殖を抑えてくれそうです。
A.
光触媒(コロッシュコート)は、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドやアセトアルデヒドなどの化学物質を分解するため、人体への影響を抑える効果が期待できます。
また、花粉そのものを分解することはできませんが、花粉症を引き起こす花粉アレルゲンを分解しますので、花粉症の抑制にも期待できます。
アスベストについては、無機物のため残念ながら分解することはできません。
A.
主成分は水ですので、水が少量かかって錆びる基材の場合は、コロッシュコートで錆びる可能性はあります。
また、あくまで抑制するもので全く発生しないというものではないので、防錆効果を主目的とするのはお勧めいたしません。
A.
外装部分であれば問題ありません。
スキャナー等の読み取り部分や電子パーツ部については、読み取り不良や動作不良の可能性がありますので、避けるようにしてください。また、パソコンモニターやタッチパネルなどの液晶ディスプレイ部分も同様に避けていただく必要がありますので、該当部分への養生はしっかり行ってから塗布するようにしましょう。
A.
皮膚一時刺激性試験により安全を確認しており、皮膚に付着した場合でも悪影響はありません。また、付着したコロッシュコートは、新陳代謝により一日もすれば落ちます。
安全性も試験で確認済みなので、皮膚に付着しても安心してご使用いただけます。
A.
コロッシュコート専用スプレーガンは口径が0.4~0.6mmと細かい分、放置すると液剤が固まり、スプレー部分が詰まってしまいます。このため、コーティング剤を入れ替える時と作業終了時には、カップ・タンクを水道水で洗浄後、溜めた水をノズルから噴射し、全体を軽く拭いてから乾かすようにしてください。
器具を長くお使いいただくために、使用後のお手入れは必ず行いましょう。
A.
天候や気温による光触媒機能の低下は考えにくいですが、施工面そのものに積雪があった場合や大きな汚れの付着、また屋外で雨が当たらない場所等は、セルフクリーニングなどの機能が十分に発揮されません。
ただし施工時の天候条件は、冬期または多湿な場合には乾燥が遅くなるなど、作業できるかどうかが左右されます。特に温度が5℃以下または35℃以上の場合、湿度85%以上の場合は原則的に施工を避ける必要がありますので覚えておきましょう。
A. 水滴等が残っている場合は、そこだけ定着しなくなりますので、必ず除去・乾燥させてください。水回りに塗布する場合はムラにならないよう、必ず拭き上げてから施工するようにしましょう。
A.
フッ化系の剥離剤であるフッ化アンモン(フッ化アンモニア)を使用することで、コロッシュコートの膜を剥がせば、塗り直していただくことができます。この液剤は、ガラスや大理石などケイ素を含む基材や金属を痛めるため、使用前に基材をよくご確認ください。必要な際は希釈してご使用いただくことをお勧めします。
ただし、フッ化系剥離剤は劇薬のため、基材や金属を痛めますので、塗りムラや光彩等が出ないよう手順に従って均等に施工し、極力使用しないようにしてください。
A.
仰るとおり、人が体内に取り込んでしまうと、がんの原因になったり、細胞の老化を早めるなどの悪影響があります。
光触媒の場合は、塗布面に触れている部分で活性酸素が発生し、空気中に放出するわけではありませんので、人体に影響はないといっていいでしょう。
A. 使用可能ですが、強い摩擦等が掛かると剥がれる可能性があります。持続期間については使用方法や頻度等に影響されます為一概には言えませんが、凡そ半年から1年程度とみています。
A.
落とした方が効果的かと思います。
壁紙などに施工される場合は壁紙張替えのタイミングがベストですが、そうでない場合は汚れを落とし、油分などをアルコールで除去してから施工いただくことをお勧めします。
外壁の場合も、雨スジやカビ・コケはあらかじめ落としていただいてから施工をお願い致します。
カビは、上から液剤を塗布するとカビが分解された時にコロッシュコートの膜も一緒に落ちてしまうそうです。そうなるとコロッシュコートの膜がないところにまたカビが生えて、また施工して、を繰り返すことになりますので、最初にきれいに除去しておくのが良いでしょう。
また、コケは植物なので、上から液剤を塗布すると活性酸素の力で逆に成長が活性化してしまうとのことなので、こちらは必ず先に除去してから施工するようにしましょう。
A.
触れる頻度や清掃する頻度によって異なりますので、一概には言えませんが、摩耗試験で1000回擦っても膜が残っているという試験結果が出ていますので簡単には取れません。タワシのようなものでゴシゴシ擦った場合は例外ですが、大きな汚れが付着している場合、濡れ布巾や中性洗剤等で汚れを除去しても膜が取れることはありませんので安心してお使いいただけます。通常のメンテナンスは、柔らかい布巾などで拭きあげる程度で問題ありません。
利用頻度によって気になる箇所があれば年に一回は塗布しても良いかと思います。
A.
スプレーガンの各調整箇所と、コロッシュコートの液剤を塗布する場合に最適な液量調整については、以下の通りです。
◆コンプレッサーの圧が0.6~0.8の場合
※一番上のツマミは全開にしてください。
エアーの量が多すぎると液剤が飛散しすぎて隙間なく塗布することができませんので、調整は目安を覚えて正しく行うようにしましょう。
A.
確認する方法として、ガラスや屋外であれば、施工後に30分から1時間程度十分な光を当てた後、水をかけると親水性が出ますので、基材によってはこの方法で確認が可能です。
室内の場合は、施工前と施工後にルミテスターで計測していただき、数値が下がっていれば、きちんと塗布できているということになります。
A.
コロッシュコート施工時の基準値は特に設定しておりませんので、メーカー発表の基準値をご紹介します。
特に管理が厳しい食品工場は、基準値も低く設定されているため、下記のような数値となります。
【冷蔵庫(取手)】合格:200,注意:200~400,不合格:400
【冷蔵庫(内棚)】合格:500,注意:500~1000,不合格:1000
【手指】合格:2000,注意:2000~4000,不合格:4000
※その他は添付のルミテスター基準値例(月刊HACCP2016年10月号100~109頁より抜粋)をご確認ください。
A.
施工後の光触媒の膜ですが、約600度までは性能の低下はありません。
しかし、アンダーコートとして使用するコロッシュコートOのアンダーコートに長期間熱が加わると、結晶化し、光触媒機能を持ってしまいます。それがボンネット塗装面を分解していく可能性がある為、直射日光を受け高温になりやすい車のボディ部分への施工はお勧めしません。車に施工する場合は車内のみにしておくのが良いでしょう。
A.
コロッシッコートOのアンダーコートも、コロッシッコートOのトップコートと同じくクロス塗りを行い、0.1㎛の保護膜を形成する必要があります。
特に屋外の塗装面では、アンダーコートの塗り忘れがあると、その後のトップコートが直接塗装面と接触し塗料を分解してしまうため、塗装面を保護し、塗装面が分解されてマダラになるのを防ぐために、アンダーコートの塗布が不可欠です。塗り忘れや塗布量には十分ご注意ください。
またトップコートコートは、アンダーコートが完全に乾燥したことを確認してから、塗布してください。
A.
基本的には塗り方はクロス塗りになります。
遊具は濃色のものが多いので、塗りすぎによるムラには気を付けてください。また、塗装された遊具に塗布する場合も、他の塗装されたものに塗布する場合と同じく、コロッシュコート塗布前にコロッシュコートOのアンダーコートが必要となります。
塗布後完全乾燥するまで、半日は触れないように必ずアナウンスをお願いします。